前日の夜、ワールドユースの 日本vsベナン戦をついつい見てしまったので、寝ぼけ眼で出社。

昼過ぎに某代理店（Ａ社）へ行ってきたのですが、ワタシとＡ社を引き合わせる形になった「α氏」との関係がなかなかややこしくて
・α氏は、最近Ａ社に転職。
・転職前は別会社（Ｂ社）に勤務しており、一年前にワタシの会社と関わりがあったが、取引実績は一切なし
・Ａ社は取引実績のない業者との仕事には非常に慎重（←重要）
という前提がありまして、『“α氏が以前から取引していた業者”というタテマエにして、ワタシの会社をＡ社に紹介する』という手順を踏む必要があったわけです。端的に言うと、α氏は自分の会社を騙してワタシの会社を使おうとしてたわけ。
まぁ、我々としては仕事が増える分には悪い話ではないので、嘘つくのには気が引けながらも、「口裏を合わせてくれ」と頼まれたんで そんな設定を了承したわけです。

で、実際にＡ社へ赴きましてα氏の上司（以下「β氏」）を紹介されまして。
β氏は当然、紹介するに至った経緯をα氏に尋ねるわけです。ですが彼はその辺の設定についてまるで考えていなかったようでして、我々のことを聞かれるたびに挙動不審になり目が泳ぎ顔が紅潮し・・・口裏を合わせる云々ってレベルじゃなく、もう見てられません。
挙句の果てには
β氏「いつくらいから一緒に仕事をしてるの？」
α氏「・・・えぇーっと・・・いつ頃でしたっけ？（我々に助けを求める）」
我々「えっ！？・・・えぇと、一年位前でしたかねぇ？（急に振られて、動揺しながらも無難な返答）」
α氏「そうそう、そのくらいですよね、えぇ。」
β氏「あれ？じゃあ、オレがまだ会社にいた頃かな？」

なんと、β氏も以前、Ｂ社勤務だったんだそうです。
会話を始めて10分、一番初めの話題で時系列に矛盾が出てきてしまっており、α氏大慌て。

α氏「いえいえ、一年半前くらいだったかな？」
β氏「じゃあ、オレが辞めたあと？」
α氏「そうそうそうそうそう。辞めたあとですよ！」

と、かなり苦しい状況。某歯科医利権代議士の答弁みたいな。
我々としては、オイシイ仕事取れればラッキーだけどＡ社の案件に賭けているわけでもないので、ハラハラしながらも興味深く観察することに。すると次の質問が飛びます。

β氏「具体的に言うと、何の（会社の）案件をやってもらってたの？」
α氏「！！・・・えーーーっと・・・・」

答えられる筈はありません。一緒に仕事なんて一切してないんだから。
困ったα氏の出した答えは・・・

α氏「・・・それは、言えない。」

え゛えぇ～～～っ？いきなり超強気？？？
昔同じ会社で仕事してて、今も上司な人間に対して秘密にすべき事項じゃないだろ！
ワタシら、そんなトップシークレットな仕事を請け負ってたことになっちゃったよ！

β氏も、そこまで言い切られては（特に客の前で）それ以上α氏をツッコむわけにもいかず、「へぇ・・・そう。」とだけ言って議題は先に進みましたが、我々が帰った後どこまでツッコまれたのか、嘘はバレたのかどうか、非常に気になります。


帰宅して、ふとＴＶをつけるとコンフェデレーションカップ（日本-メキシコ）。ついつい夜更かしして27：00就寝。
珍しく加地がよかった。アレックスはいつも以上にダメだった。そんなおぼろげな記憶。