2024 11,22 08:22 |
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2007 06,06 18:54 |
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高校教師である倉田氏の「先生、なぜそんなに忙しい?」のは本当か。というエントリを見て、感じるところがあったので。
元記事に近いのは、この辺りでしょうか。教員、勤務は1日平均11時間(読売新聞) 「忙しいのか?」という本題からは逸れるんですが、自らの勤務状況を振り返ってみました。 --- とあるwebディレクターの、先週1週間の勤務時間 ・社外打ち合わせ 10時間(移動時間含む) 平均して、(1時間 + 移動1時間) × 5回。 普段より、若干多い程度。 ・社内打ち合わせ 8時間 だいたい、いつもこんな感じです。 ・作業時間 50時間 稟議などに代表される、社内雑務等含む。 メール/電話での客対応含む。 徹夜が1日入っているので、通常より若干多め。 ・休憩/休息 5時間 昼食に30分×5、その他30分×5。 社内規則では、本来は3時間。 以上、休日出勤含まず。 --- 一日平均にすると、13時間36分。制作業界ですと、こんなもんでしょう。出勤が10時からなので、まだ救われている形。帰宅が遅いので、基本的に自宅に仕事を持ち帰ることはありません。その分、土日で作業となります。 元のニュース記事を初めに見たとき、「“一日10時間で重労働”とか、20時に帰宅してるくせに笑わせるなぁ」とか思いましたが、3時間も違わないんですね。5時間くらい差があるかのように感じてました。 小さい会社なので、私なんかでもそれなりの責任がかぶさって来るのですが、そうなると「仕事を出来る時間(=売上を上げるチャンス)が余ってしまうことが、勿体無い」という認識になってきます。“仕事を出来る時間”というのが、勤務時間ではなく“物理的に稼動できる時間”である所がミソです。この辺りが、教師という職業と大きく異なる点かと。 もちろん、「だからリーマンは偉いんだ」とか言いたいワケじゃないですよ。教師には、“子供を預かる”という別の大きな責任があるわけですから、大変さや責任の重さを同じモノサシで比べようがない。 例えば痴漢の嫌疑でもかけられようものなら、リーマンとは比較にならないほど吊るし上げられますしね。 それにしても、振り返るまでもなく完全にワーカホリックですね。家族(同居人)と過ごす時間を週に30時間とする(平日1h、休日25h。睡眠時間除く)と、その倍以上を同僚と過ごしていくわけです。残業代なんか一切出ないのに。そりゃあ「家族と仕事、どっちが大事?」って聞かれますよね。 輪をかけて悲惨なのは、上司の売り上げ目標のためにタダ働きさせられてる部下。たまったもんじゃない。平日に飲みに行くなんて不可能だし、土日の予定も立てられない。その結果 友人は減り、恋人も作れない。...申し訳ないけど、諦めてくれ。悪いとは思ってる。 (それを防ぐための労働基準法なんでしょうが、抜け道多すぎて この業界では全く機能していない) こうして、より良い環境を求めて大手に転職するか、鬱でリタイアしていくわけです。 めでたし、めでたし。 PR |
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学校の先生が、東京近郊につとめている企業マンよりも忙しくないのは、自明ですね。うちの先生方なども「いそがしいいそがしい」とぼやいてますが、それは「昔に比べて忙しくなった」という意味で、もともとすごく暇だったんですよ。きっと
【2007/06/1311:19】||ながひろ#8d1a66795c[ EDIT? ]
Re:無題
>学校の先生が、東京近郊につとめている企業マンよりも忙しくないのは、自明ですね。
そう思っていたんですが、思ったほど差はないなっていう感じでした。 サラリーマンでも、企業や業務形態によっては20時くらいに毎日終わる人もいるわけで、平均勤務時間が“10時間”ってのは、サラリーマンと比較しても ごく平均的な時間なんじゃないかと思ったわけです。 >「昔に比べて忙しくなった」という意味で、もともとすごく暇だったんですよ。きっと これは言えてますねぇ。先生という職業だけでなく。 リーマンも新人時代に比べて忙しくなるし、新人は学生時代を、学生は中学/小学生時代を思い出して「あぁ、忙しいなぁ」とボヤくんですね。仕事をリタイアするまで、ずっとボヤき続けるのかもしれません。 |
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