2024 11,22 19:22 |
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2006 02,02 18:30 |
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シャープの決算が発表されました。
[東京 1日 ロイター] シャープ<6753>は、2005年度10─12月期連結営業利益が、前年同期比20.0%増の437億円になったと発表した。売上高は同12.5%増の7317億円だった。当期利益は同25.8%増の262億円だった。液晶テレビや携帯電話の販売好調などが寄与した。四半期ベースで売上高、各利益ともに過去最高となった。 売上げは増収増益だったものの、投資家が期待していた上方修正はなく据え置き。正直、ガッカリ。 任天堂のときもそうでしたが、業績的に悪くない決算でも売られる傾向があるようなので、早めにシャープは手放すことにします。 それにしても、驚いたのは松下電機。 松下 <6752> は2日、今3月期の連結営業利益を従来計画の3300億円に対して4000億円(前期比29.6%増)に上方修正した。同日発表された今3月期第3四半期(10-12月期)の営業利益は46.6%増の1294億円となった。 ファンヒーターのリコールにより全面的にCMが出来なかったにもかかわらず、その時期に9割増とは恐れ入りました。 しかし、これでテレビCMがいかに効果がないか(勿論、商品にもよるけれど)ということが実証されてしまった形になるんじゃないでしょうか。食品など気軽に買える価格帯のものならまだしも、車や不動産などといった高額商品の場合、TVCMはほとんど消費には直結しないというのが事実のようです。 ここんとこ、「CMが見てもらえなくなった」という話をよく聞きますが、それは嘘だと思うんですよね。昔から、みんなCMなんて見てなかったんじゃないかな。CMに入ったらトイレに行くなり爪を切るなりしてたと思うんですよ。 今の人が、パソコンを買うときにWebを参考にするのと同じように、10年前も車を買うときには雑誌や口コミに情報ソースを求め、CMを参考にはしていなかったと思うんですね。それが昨今の「CMスキップ機能付きDVDレコーダー」などによって、今更になって事実が炙り出されてきたという事。 今回の松下の決算で、そんなメディアの盛衰も垣間見えたような気がします。 本日のバーチャル。
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