2024 11,23 02:06 |
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2006 04,11 18:31 |
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“社内的にwindows updateを当てている”という代理店から、「Flashコンテンツのボタンクリックが、ダブルクリックになっちゃった」という、日本語としてよく理解できない相談が寄せられました。
んで、自分の環境でもupdateを試みてみましたが、基本的に最新パッチも当たっている状態。仕方ないので「追加で選択できるソフトウェア更新プログラム」をいくつか当ててみると、なるほど確かに再現しました。 状況は、FlashなどのActiveXコンテンツが埋め込まれたhtmlにおいて、コンテンツの上にカーソルを乗せると「このコントロールをアクティブ化して使用するにはクリックしてください」的なバルーンが表示され、実際に一度クリックしないことには、クリックやマウスオーバーなどのアクションがコンテンツに反映されない、というもの。 コンテンツ自体に何ら変更はないので、正確には「ダブルクリックになっちゃった」んではないんですが、これは確かに一大事です。他のサイトを見ても多くがこの状態で、対応策はないのか?と期待した(策がなければ、会社として作業もせずに済む)んですが、YahooなどのFlashバナーは正常に表示されています。どうやら対応は可能な様子。ちぇっ。 調べてみますと、どうやら外部scriptにてActiveX周りのタグを定義し、読み込めばOKらしい。 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/ 作業的にはそれほど大きなものではない。けれど、Flashの入った全てのhtmlコンテンツに修正を加える必要があるため、過去の案件に遡ってまで対応する余裕はありません。どうしても、というなら追加発注って形にせざるを得ないでしょうね...。 原因は、特許関係でMSがイチャモンをつけられたために、ActiveXの扱いを変更したため。 特許権侵害であるとして米Eolas Technologiesが訴訟した件に対応するもので、本来、セキュリティの問題とは関係ない。特許上のクレームの問題で、外部ファイルにスクリプトを出すと、この特許を回避できる、ということのようだ。 MSの仕様変更で大迷惑、なんてのは今に始まった話じゃないんですが、訴えた会社が ちなみに、このEolasは、従業員1名、自らはソフトウエア製品の開発や販売を行なっておらず、特許ロイヤリティなどによる収益を、従業員と100人ほどの投資家に還元するための企業であるようだ。 てのが、また腹が立つ。こいつら100人を儲けさせるためだけに、全世界で何万人日が費やされるかと思うと... PR |
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