2025 04,05 08:13 |
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2005 01,12 11:39 |
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竹熊健太郎氏の「たけくまメモ」にて、Webマンガの定義とか現状とかが話題になってるようです。
昔(6,7年前)に仕事で、まさに「Webマンガ」って企画をやったことがありました。 就職して初めての業務で入社時には既に進んでいた企画なので、どういう経緯で立ち上がった話なのかは不明なんですが、小学館からの企画だったようで『うる星やつら』や『名探偵コナン』などの素材を使い、Web3Dを絡めてブラウザ上でマンガを表現するという壮大(且つ無謀)な企画でした。 マウスカーソルにWeb3D(javaで作成した擬似3D)のラムちゃんが追従し、それぞれのコマをクリックすると宙返りしたり電撃を出してコマを燃やしたりするなどインタラクティブな演出もいくつか織り込んで、当時としては(技術的にも)なかなか目新しい企画だったんじゃないかとは思います。 キャラクタのモデリング作業はイスラエルの会社に発注したのですが、勝手なアニメーションをつけて納品してくるため、「数歩テクテクと歩いたあと、爆発して首ちょんぱになるコナン」とか、小学館の担当さんにはとても見せられない状態だったりして困ったんですよね。 企画自体は、www.webmanga.comのドメインまで取得してテスト公開し、日本とアメリカでそれぞれ数千件のアンケートを取ったのですが、集計結果が芳しくなかったためお蔵入りとなってしまいました。ただ集計結果で面白かったのが、日米で評価が全く違ったことですね。アメリカからの評価は「革新的だ」「どうやって動かしているの?」と概ね肯定的なものが多かったのですが、日本からは「こんなの僕のラムちゃんじゃない!」に代表されるような、原作のキャラクタ・世界観との違和感に対する反発が大きく、否定的な評価が7割近かったことですね。知名度のある作品という意味では「うる星やつら」は日米共に人気作品だと思うのですが、同じ作品でも捉え方が全然違うんだなぁと感じたのを覚えています。 擬似とはいえWeb3Dを使ったことでそれなりのスペックを必要としましたし、データ量も多かったことで当時のナローバンドではやれることも限られていたのですが、今のWeb3D&ブロードバンド環境だったら また違った景色が見えていたのかもしれないなぁ、なんて思ったりする今日この頃です。 PR |
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