2024 11,22 13:49 |
|
2006 08,07 11:14 |
|
イマサラ感もありますが、ちょっと違和感があったので書き留めておくことにします。
まず前提として、 ・ワタシは亀田三兄弟自体には何の興味もない。 ・今回の試合の映像も「とくダネ!」でしか見ていない。 ・「亀田興毅の、擁護派か?批判派か?」と問われれば、擁護派。 ・但し、あくまで、「亀田興毅」について。 というのも、今回の件で問題になるのは「不可解なジャッジ」であって、「亀田興毅 個人の行動」ではないと考えています。 そりゃあ普段からあんな言動ですし、いざ何かあった時に一斉に叩かれるのもわからなくはないんですが、「礼儀を知らない」「いかにも頭悪そう」などという批判は、今回の騒動の原因にはなりえないと思うわけです。 あくまで批判されるべきは「疑惑の“ジャッジ”」ではないか、と。 TVで亀田興毅の特集をやっているのを見かけたことがありますが、それを見た際の印象として、少なくとも“ボクシングに対してチャラチャラした態度で望んでいる”ようには見えなかったんですよ、個人的には。 弟の大毅を見る限りでは、特に試合後に歌うパフォーマンスなんかは、見ていて痛々しいなとは感じますが、興毅に関しては「それなりに計算しながらの言動で、実は結構 頭イイのでは?」という目で見ていました。 そういう選手が、あんなに注目を浴びた試合で、あんなにもわかりやすい八百長をするだろうか、と。 どのみち八百長があったかどうかについては藪の中でしょうが、ワタシは「選手による八百長だけは無かった」と感じています。実際、今回の「疑惑の勝利」では、全てを無にし兼ねないほどの大きなデメリットがあったわけですし。 (「そんなデメリットを背負わなければ獲れないほど、ベルトは遠かった」という見方もありますが) 『試合後に大ハシャギしてて痛い』という意見も見ますが、必死にやってる選手が、自分でも「負けたかな」と感じている時に、審判から「勝利」と告げられれば、そりゃ喜ぶと思います。客観的に判断しろというほうが酷ではないかと。実際、一夜明けて以降の彼の発言を見る限り、批判があることについて当然だ、と受け入れる姿勢が(相変わらず尊大な態度のようですが)見えます。 もちろん「興行の裏に見える暴力団の影」だとか、そういう背景が指摘されてるのは知ってますし、おそらくかなりの部分が事実だろうとも思います。それはそれで問題があると考えていますが、しかしそれらは「不可解なジャッジによって選手が叩かれる」という現象の理由にはならないと思うんですよね。 責められるべきは、 ・審判 (関係者を含む大多数から疑問がある以上、判断ミスはなかったか?) ・主催者/スポンサー (もしも審判を買収していたのならば) ・現行のルール (ルールによる結果が支持を得られないなら、見直しが必要では?) という、あくまで興行における「枠」であって。 選手本人が矢面に立たなければならないのは違和感があります。 ボクシング協会も、「これこれこういう理由で、あの結果は正しい」とか「審判 or ルールに問題があったかもしれない。今後はこのようなことがないようにする」などと記者会見するなり、何らかのアクションをする義務があるんではないでしょうか? 選手を守るどころか、取材にもノーコメントで逃げるようでは...。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |