2025 04,09 04:03 |
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2004 06,10 18:03 |
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内容・結果ともに、まぁ及第点といったところでしょうか。
インドはやはり格上相手&アウェイということで、人数の多くを守備に割いてきた。けれど攻撃にも2・3人残しており、いわゆる「ドン引き」って感じではない。こないだのイングランドvs日本と同じような形か(日本の立場は完全に逆だけど)。 引いた相手に対し、今日も横パスばかりで効果的な攻めの形を作れない日本。中村のパスミスも多く、それを掻っ攫われてカウンターにならないのは相手がインドだから。なぁんだ、攻められてはいないものの結局いつものパターンじゃん。 そう思っていたところで久保がうまくフリーになって裏を取り、アレックスのクロスを丁寧に合わせて先制点。ただでさえ難しいシュートだったのに、クロスの制度が微妙にズレてマイナス気味になったにもかかわらず落ち着いてコースに流し込んだテクニックはすばらしい。代表入りしたばかりの頃はコミュニケーション不足からかイマイチ精彩を欠いていた久保だけれど、ここ数試合では完全に日本の大黒柱です。2点目も完全にDFの上に抜け出たヘディングで福西のゴールをお膳立て。怪我人とは思えないパフォーマンスで停滞するジーコジャパンを救いました。 一方のFW玉田も前半30分はスペースを見つけられず、球際のプレイも軽くてイマイチだったものの、前半終了間際になってようやくアグレッシヴな動きを取り戻し、後半には(鈴木の得点になったものの)見事なドリブルからシュートして4点目。十分合格点と言えるでしょう。 気になったのは日本の要、MF陣。中村はFKを直接決めたし、アシストも3点分(?)と活躍してるように見えるけれど、いかんせんパスミス多過ぎ。パス成功率のデータがあれば、彼だけスゴイことになってるんじゃないだろうか。8割のショートパスをミスしてた印象。さらにフィジカル弱すぎ。アジアレベルでも体格の良くない部類に入るインド選手を相手に、事ある毎に倒され、ボールを奪われていた。あれでセリエで通用するわけがないなと改めて実感。干されてるときにも筋トレとかあんまりやってないんだろうなぁ。 次に福西。彼も2点目を決めて合格点をあげたいところだが、彼が前に出ることによって小野の良さが半減してしまった。FWが鈴木・柳沢ならともかく、十分にターゲットになれるストライカー久保がいるのだし、オフサイドトラップすらかける気のないインドが相手なのだから、小野・中村のフィードは確実にチャンスになるはず(実際、中村のフィードから点が生まれている)。スペースがあって後方の憂いも少ないのだから前へ前へと行きたい気持ちはわかるけれど、もう少し小野を活かす動きをして欲しかった。 DF陣は、あんまり評価の対象になる試合じゃなかったな。ただ加地はクロスの制度が足りない上に安易なシミュレーションが多かった気がする。右サイドの攻撃面では力不足だろう。あと、中澤ハットトリック惜しかったな。 この試合は及第点と言うことで、ジーコについてはまだ様子見。前にも言ったように、アジアカップを見てから判断したい。 オマーンも7-0と言う大差でシンガポールに勝ち、勝ち点では上回っているものの得失点差では負けている状況。どこかで一度でもポカして負けてしまうとW杯が1次予選で逃げていくことになる。チェコ戦以降、割と楽観的な雰囲気が流れているけれど、とても油断なんてしてられる状況じゃない。 PR |
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