2025 04,09 03:38 |
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2004 07,20 21:21 |
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両国とも、アジア杯の優勝よりW杯予選の対戦を見据えたゲーム運びとなりました。驚いたのは、いつものように「攻める日本vs守るアジアの中堅国」という図式が全く逆転した試合となったこと。チェコやイングランドの強国相手にさえ見せなかったガチガチに守る日本を堪能し、かつ勝ち点3も得ることの出来た興味深い試合でした。
雰囲気はアウェイで気温も暑い中、序盤から前がかりに来て攻めるオマーンを見て「しばらく守って、相手が疲れた頃に反撃」しようというゲームプランは決して間違っていないと思うし、事実 日本DF陣は結果的に無失点に抑えた。しかし大方の予想を裏切り、オマーンに疲れはほとんど見られなかった(何人かの選手は足がつったりしていたが、交代で補える許容範囲)のが、この試合内容のポイントだろう。ジーコは勿論のこと、セルジオ越後を始めとした解説陣もオマーンの体力は計算外だったはず。 用意したゲームプランはオマーンの強さを認めてのものだったんだけれど、その予想以上にオマーンは強かったということか。こりゃ次のW杯予選も苦労しそうです。 ちょっと疑問に思ったのが、「守る日本」というのが本当にジーコの用意したゲームプランだったのだろうかと言うこと。私は、彼が真面目に監督業に望んでいないと思っているのは以前に述べたとおりなので、以前に苦しめられた経験があるとは言え、特別な戦い方を用意するほどオマーンを研究していたとはとても思えない。試合後の中村のコメントでも、攻めることが“出来なかった”事への反省が見えていたし、考えたくないけれど・・・単に真っ向から攻め込まれていただけなんじゃない?下手すりゃ3点取られていてもおかしくなかった内容だけに、杞憂に終われば嬉しいんだけれど・・・。 ところで、加地ってドコが良くて使われてるんでしょう?攻めても守ってもイマイチな印象が(ココ数試合を見て)強いんですが・・・。最近良くなってきたとは言え、「ブラジル贔屓だ」「ポジションは通訳」などと揶揄されながらもアレックスを使いつづけたジーコですので、私とはサイドの選手を見る視点が大きく違うのかもしれない。 PR |
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